あゆみ

1996年10月複数の、病院のPSW、元PSWが中心となり、新しい形の精神障害者共同作業所の開設を検討。
1997年1月ジョイント・ほっと運営委員会(7名)が組織され、共同作業所の開設を決定。
4月ボランティアのスタッフ1名と退院したばかりの利用者1名で、四条大宮で作業所活動を開始。家の掃除、家具什器類の整備、昼食作りなど、共に時を過ごすことから始める。口コミで徐々に人が集まり憩いの場となる。
7月ボランティア3名参加。
11月東京JHC板橋会代表の寺谷隆子さんを迎えて、ジョイント・ほっと開所式典を開催。
1998年1月週1回オープンの「お茶の間喫茶」開設 (「お茶の間喫茶」とは作業所1階の和室を開放し、地域の方や障害を持つ方が交流する喫茶サロンのこと)。
4月京都市の補助金交付決定。有給のスタッフ4名、アルバイト1名で運営委員会母体の無認可共同作業所として活動開始。登録利用者は20名、開所は週4回。他作業所製品の委託販売や封筒作成などの内職作業と昼食作り、会食が主な活動。
1999年2月中京区松原御前に移転。移転を契機に作業所の活動内容を喫茶にしたのは、「お茶の間サロン」を本格的な喫茶店としていきたいという、利用者の希望が多かったのが一番の理由。
4月週3日営業の「喫茶 ジョイント・ほっと」をオープン。営業時間は11:00から15:00。
2000年12月「サンライズ21」という皆の夢を語りあう企画を実施。「次は街中でお店をやりたい!」「日替わりランチをやりたい!」「ボランティアをやってみたい」という声があがる。
2001年4月喫茶営業を週5日とする。オープン当時は1時間交代のシフトのコマに1~2回入るのがやっとだったのが1年を過ぎる頃には仕事のコマ数が足りなくなるほどに。やる気と体力の増加で営業日も増加。
12月近所の老人デイサービスセンターに月2回ボランティア喫茶を開始。
2002年4月生協二条駅店の「ふれあい喫茶」コーナーに週1回出店。週5日の営業と定期的に開催するフリーマーケットやバザーでの出張喫茶ではもの足りなくなり、定期的に外で販売をすることに。
9月特定非営利活動法人「てりてりかんぱにぃ」として認証をうける。
2003年5月下京区寺町通仏光寺下る恵美須之町に移転する。ホテルなどで接客マナーを教えている方を講師に招き接客練習など開店準備。
6月町屋カフェレストラン ジョイント・ほっと」をオープンする。当時の営業日が日・月・火・木・金、営業時間が10:00から17:00。
2004年2月「もっとたくさんお客さんに来てもらいたいね」と話し合いポイントカードを作成。常連客も増加し、一日のお客さんも平均10名UP。
5月店舗に出している手作りケーキ、クッキーの供給が間に合わず、製菓グループがより活躍できるように製菓用の厨房を増築。
2005年4月国から小規模通所授産施設「ジョイント・ほっと」として認証をうける。
6月京都市監査指導課から社会福祉法人「てりてりかんぱにぃ」として認証を受ける。
2007年6月施設開設10周年を記念し、記念誌を作成、感謝のつどいを行う。
10月京都市からの委託を受け、「コミュニティーサロンふぅ」を開所する。
2008年3月障害者自立支援法に基づく施設体系、就労継続支援B型事業所へ移行する。
12月天皇誕生日に際し「優良民間社会福祉事業施設・団体」として御下賜金を賜る。
2009年7月京都中小企業家同友会と「ミニ企業説明会」を実施(その後実施主体が京都府に引き継がれ、現在も継続されている)。
2010年4月京都市に本社のある大企業の社員向け販売などが増え、さらに菓子を増産する必要があり、製菓用の厨房を増築。
2012年1月コミュニケーションスキルを学ぶための教材「会話とマナー読本」を自費出版する。
6月事業所開設15周年を記念し、感謝のつどいを行う。
7月嵐山にある「高齢者福祉総合施設 健光園あらしやま」内の4階に支店「健光園あらしやま店」をオープンする。
2014年4月指定特定相談支援事業所「陽なた」を開設する。
2015年9月事務ユニットを落ち着いた環境でできるよう、別室に整備。
2016年2月京都市内6福祉事業所で協働し、京都マルイで催事販売を実施する。
11月下京区社会福祉大賞を受賞する。
2017年9月事業所開設20周年を記念し、感謝のつどいを行う。
2019年11月「こころの健康づくり大会・京都2019」で「精神保健福祉事業功労者」の表彰を受賞する。
2020年2月新型コロナウイルス感染症感染拡大により「高齢者福祉総合施設 健光園あらしやま」内の支店「健光園あらしやま店」を臨時休業、状況の改善が見いだせず7月末で閉店となる。
4月4月半ばから5月いっぱいにかけて新型コロナウイルス感染症感染防止のため閉所する(その間は電話による支援を実施)。その後、店舗・休憩室に除菌用アルコール類・衝立を設置し毎日の計熱を実施する等感染対策を講じて再開する。様々な行事が行えず苦しい1年となる。カフェレストランへの来客減少、外部販売の機会がなくなり、また利用者の利用控えもあって厳しい収支状況となるが、様々な助成金・給付金を申請し対応する。
2021年4月売上減少への対策のため、他のショップ・デザイナー・職人らと連携し「『観光・伝統・食関連』産業連携事業」の取組を行う。これまでにはなかった恐竜クッキー・どうぶつクッキーなど新商品開発へとつながる。また、11月から京都ノートルダム女子大学と連携し大学内で菓子販売・弁当納入の機会を得る。
2022年11月サーキュラーエコノミー研究家の安居昭博氏と連携し、京都の副産物・規格外素材を使った「八方良菓の京シュトレン」の製造を請け負う。
11月事業所開設25周年を記念し、しょうざんリゾートにて記念行事を行う(コロナ禍のため内輪のメンバーのみで実施)。
2023年6月赤ちゃんから食べられる、辛くないカレースパイスの通販のお店「てってのスパイス屋さん」から製造・販売の委託を受ける(ご購入はリンク先からご注文下さい)。